ファッショントレンド

デニムフライデーとは?

最近はクールビスやウォームビズの影響もあり、オフィスのカジュアル化が進んできている会社が多くなってきました。

特に、クリエイティブな仕事をしている会社に見られますね!
そんな中、GAPがより働きやすい職場作りを目的として、ファッションの視点から新しい働き方を提案してきました。

その名も「デニムフライデー」

「デニムフライデー」は、毎週金曜日にGAPのアイコンアイテムでもあるデニムを取り入れたオフィスカジュアルで出勤することを推奨するプロジェクトです。

2016年の冬に銀座でこのプロジェクトの実証実験報告を兼ねたプレゼンテーションが行われました。
この企画に賛同した2社の計19人に、実際にデニムを着用して仕事をしてもらった結果が面白いことになってます。


脳波に与える影響を「好き」「興味」「ストレス」「集中」「沈静」の5つの測定軸で採取し、フォーマルウエア着用時の数値との比較と検証結果です。

実験結果では周囲や環境への「興味」度が高く、「ストレス」度が低いということが判明しました。
装いの効果って凄いですよね!

リラックス感のあるウエアに変えただけでこれだけの効果が得られたのですから。



結果のまとめがこちらです。

  • 会議前のアイスブレイクにカジュアルウエアが有効な事が判明
  • 会議中、服装によってマイナス高価無し。カジュアルウエアでもパフォーマンスが変わらず
  • アンケートでは、議論の活性化とコミュニケーションの円滑化を実感。カジュアルウエア化に好意的


参加者は「デニムを着て気分が上がり、気持ちよく働くことができる」とコメントし、女性社員は「自分への効果もあるが、特に男性社員への親近感が沸き、話しかけやすくなった」との感想を述べています。


考えてみればそうですよね!


ビシッとスーツを着て、張り積めた空気感で仕事をしているのと、少しリラックス感のある服装をして仕事をするのでは雰囲気も全然違います。


「そんなカジュアルな服装では社内の規律が乱れてしまう!」
という意見も聞こえて来そうですが、カジュアルダウンさせた服装でもキチンと感を出す事は可能です。


それによって仕事に対するモチベーションや社内の雰囲気が良い方向に向かうのであれば、プラスなのではないでしょうか?


社外の方との打ち合わせ等、会う人によってカジュアル度やフォーマル度を調整出来ればいいと思います。
このプロジェクトは、全研本社ではすでに全社で導入しており、資生堂も人事部主導で積極的に取り入れていくという事らしいです。


2016年の10月にGAP Japan KKのCEOに就任したスティーブン・セア(Steven Sare)は「テクノロジーの進化により仕事とプライベートのボーダレス化が進んでいる。


日常の生活の中で人々にポジティブな影響を与えることができる『デニムフライデー』の考えが新しいマインドセットになってほしい」と期待を込め、担当者は今後について「クールビズのように社会全体で認識してもらえるよう、継続的に取り組んでいきたい」と、活動を続ける姿勢を示しています。

世の中新しい事をしようとすると、必ず反対の意見が出ます。
携帯電話が普及し始めた1995年~も反対の声が多かったですよね!


それでも世の中に認められた物は定番になり、今では携帯電話の所有はマストになってます。

このプロジェクトが社会にどんな影響を与えるのか楽しみです。



ファッション業界で販売職からキャリアをスタート。メンズセレクトショップの運営、国内外ブランドのバイイングや複数店舗のマネジメントを経験。 現在は都内を拠点に、ファッション・装いを軸としたパーソナルスタイリング、印象戦略、ブランディング支援を展開し、人の魅力と可能性を最大化するサポートを行う。