ファッション基礎知識

百貨店で洋服を買えば間違いないの?

百貨店でしか洋服を買わないという人がいます。

都内で言えば新宿の伊勢丹が有名ですよね!

平日に行っても混んでいることが多く、セールの時期なんかはオープン前から行列ができ、人で溢れかえっています。

接客やサービスが素晴らしい販売員さんも多く、並んでいるアイテムのクオリティーもかなり高いので、ファンが沢山いるのもうなずけます。

しかし、百貨店で全身揃えれば素敵になれるのでしょうか?

百貨店に並んでいる洋服や小物は値段が高いので、全身揃えようとすれば軽く10万円は越えてきます。

ディオールやグッチ、サンローラン等のスーパーブランドに行くと、ジャケットだけで数十万円とかしますからね。

個性的なドメスティックブランドもデザイン性が高く、それに比例して金額も凄いことになっています。

この様な場所に行くと、ファッションには気を使っていて、もの凄く洋服にこだわっているのに素敵に見えない方もいます。

何故この様に見えてしまうのでしょうか?

これにはパターンが2通りあります。

1・購入するアイテムは全て店員さんに任せてしまっているパターン。

お金はあるけどファッションの知識があまり無いケースですね。

顧客になれば販売員さんとの仲も深まりますし、事前に新作のご案内なんかも電話やハガキで教えてくれます。

ここで注意しなければならないのが、百貨店の店員さんは、どちらかと言えば接客や販売のプロという事です。

コーディネートを組むセンスとは別の次元だったりもします。
(もちろん凄くセンスが良く、知識が豊富な方もいらっしゃいますが)

ご提案することができる商品も、自身が所属しているブランドのみになりますので、全て任せてしまっていては自分を素敵に表現できないこともあります。
(客観的に見てそのブランドのコンセプトに合っていないなど)

大切なのは、ある程度ファッションの知識を身に付けてから買い物に行くということです。

そうすれば、提案されたアイテムが今の自分にふさわしい物なのかどうかを判断することができます。

「デザインがベーシックで、似たようなインナーならユニクロやZARAにもあるな」
とかを自分で考えられるようになると、全身のコーディネートを組むときの予算も抑えられます。

もちろん値段の高いアイテムは着心地が凄く良かったり、デザインがお洒落だったりもしますが。

全身高額な同一ブランドで固めてしまうと、そのブランドのテイストを主張し過ぎてしまい、華美な印象や、近寄りがたい雰囲気を与えてしまう事もあります。

そうすると、「ナルシスト」「見栄っ張り」「一緒にいても凄くお金がかかりそう」等と良い印象に繋がらない事も!

周囲に好印象を与えるには、お金をかけるアイテムと、安く抑えるアイテムのメリハリが大事なのかもしれません。

価格の安いアイテムも高く見せる着こなしができると、お洒落上級者になった感じがしませんか?

2・撰ぶアイテムの個性、世界観が強すぎて、服だけが目立ってしまっているパターン。

インポートものや、ドメスティックブランドのフロアに行くと、芸能人や特殊な業界の人でないと着こなせないようなアイテムが高額で売られています。

こういった洋服は、それを着る人間にスタイルが無いとなかなか似合いません。

ですので、せっかく世界観のある高額な洋服を着ているのに何かが違う。
という状態になってしまうのです。

こういったアイテムを購入する際は、

自分の雰囲気に合っているのか。

服の持つ世界観に負けていないか。

を考える必要があります。

着こなせれば非常にカッコいいので、本当に似合うかどうか客観的に考えてみましょう!

百貨店にはベーシックなアイテムから独創的で世界観のあるアイテムまで、クオリティーの高い商品が沢山あります。

接客も素晴らしく、とても気持ちよく買い物ができる場所ですね。

しかし、洋服の知識が無いままでは、お金を無駄にしてしまう事もありますので、ある程度ファッションの知識を身に付けてから行く事をお勧めします。


ファッション業界で販売職からキャリアをスタート。メンズセレクトショップの運営、国内外ブランドのバイイングや複数店舗のマネジメントを経験。 現在は都内を拠点に、ファッション・装いを軸としたパーソナルスタイリング、印象戦略、ブランディング支援を展開し、人の魅力と可能性を最大化するサポートを行う。